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ARTIST: | ビーイング アンド タイム / BEING & TIME | |
| TITLE: | BEING & TIME | ||
| TUNES: | 1 | Wathchin' Your Inner Watch | |
| 2 | Freddy ver.2.0 | ||
| 3 | The Concept of Time | ||
| 4 | Floating Brain | ||
| 5 | Cloudy Moon | ||
| 6 | Nerve Center | ||
| 7 | Led | ||
| 8 | Loops | ||
| 9 | Another Sky | ||
| 10 | Wathchin' Your Inner Watch (Reprise) | ||
| MEMBERS: | ・谷 フユヒコ(G、G-Syn、Key、Programming) | ||
| ・塚越 裕(B、Programming) | |||
| REVIEW: | CD帯に記された「21世紀の『知覚の扉』を開く強烈な音世界!!」という一文に惹かれて購入した一枚。G.とB.のツーピース・ユニットによる1stアルバムである。09年リリース。 ライナーのメンバー紹介を見ると、谷フユヒコ(G.)は心理学者(学術博士)、塚越裕(B.)は麻酔科医(医学博士)の記述が。ダブル博士。「『知覚の扉』を開く」とのキャッチーコピーがなにやら重みを帯びてくる!?また、帯には難波弘之よる推薦文も。曰く「真のブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックの後継者は、日本にいた!」。これは期待が高まる。 CDプレイヤーのスタートボタンを押すと、時計のゼンマイをギリギリと巻く音、そして時計がコチコチと動き出す効果音が流れ出す。そして内省的なシンセサウンドが漂う静かな立ち上がり・・・しかしそこから一転、ザクザクとしたG.が切り込み、雄叫びを上げる次曲になだれ込む。1.&2.はいずれも1分半足らずの小品ながら、静と動を対比させ、一組でアルバムのプレリュードを構成している。 続く3.ではDr.の音が鳴り響き、小気味のいいB.とともに滑り出て来たG.が伸びやかに空間を飛翔する。プログレらしい変拍子を挟み、時としてメタルな色合いも見せる。続く4.はクールなシンバルワークを背景にシンプルなG.の調べ。5.はキラキラとした音色が印象的なファンタジック・チューン。 6.は大胆にヴォイスのループを使用。HIPHOP感覚のリズムの上をG.が駆け回る痛快な曲。7.は「レッド」というタイトルとソリッドなG.がKING CRIMSONを想起させるかもしれないが、実はLED ZEPPELINからインスパイアされた曲だそうな。8.はテクノぽい打込みをバックに野太いG.がこれでもかと弾きまくる。 ライブでラストを飾ることも多いという9.はクリアな音色が爽やか。そして10.は1.のリプライズ。時計の音がやがて途切れ、扉がバタンと閉じる音が響く。あたかも余韻を拒否するように・・。 インテリっぽいブリティッシュ・プログレ・・ということで、聴く前はなんとなくDr.Zみたいなタイプかと想像していたのだが(笑)、実際にはカラフルでテクニカルなG.が駆け抜ける爽快なインスト・ロック。プログレ界ではよく「ジャズロック」と紹介されるが、実際にはストレートなロック色がかなり強いタイプだ。そしてこれは、なぜか関西の腕利きインスト・プログレ・バンドが得意とするスタイルでもある(筆者はとりわけG.A.O.S.やKEHELLに通ずるセンスを感じた)。そういえば、(両メンバーとも関東出身だが)現在谷氏が神戸大学准教授ということから、BEING & TIMEは関西を一つの活動拠点としている。偶然なんだろうけど・・。 加えてシンセ音やサンプリング音のループを多用するなど、バンド形態にこだわらないユニットならではの自由度の高さ。さらには新たな音楽要素を自在に取り込みながらも、パワフルなG.が当たるを幸いなぎ倒す押しの強さがBEING & TIMEの特徴と言えようか。収録時間は35分程度とやや短めだが、アイデアとテクニックが詰まった作品に仕上がっている。 |
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| OFFICIAL WEB-SITE | http://homepage3.nifty.com/redz/B&T.html | ||
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